午後:債券サマリー 先物は急落状態、超長期債の利回り上昇目立つ

 13日の債券市場では、先物中心限月3月限は急落した。前場は前日に比べ10銭安で推移したが、後場に入り「為替の円安が進み日経平均株価が9700円台に乗せてくると売り物が膨らんだ」(市場関係者)という。債券先物は前日比30銭安の急落となり、現物債市場では20年債、30年債といった超長期債の利回り上昇が目立った。
 この日の急激な円安・ドル高を受け金利上昇懸念が高まった格好だ。ただ、アナリストからは「急落状態が続くとは思えない」との見方も出ている。日銀金融政策決定会合では、一段の金融緩和が見込め、特に長期債や短期債には資産買入基金からの買いが予想されるからだ。とはいえ、20年債や30年債の利回り上昇を懸念する声は出ている。このなか、あすの日銀短観への関心も高まっている。
 先物3月限は144円57銭で始まり、高値は144円64銭、安値は144円38銭、終値は前日比30銭安の144円40銭。出来高は3兆1625億円に膨らんだ。10年債の利回りは前日から0.025%上昇の0.725%、20年債は同0.045%上昇の1.695%、30年債は同0.045%上昇の1.940%だった。