あす(14日)の為替相場見通し=83円台での荒い値動きか、日銀短観に注目も

14日の東京外国為替市場は、1ドル=83円台の定着を視野に入れた値動きの荒い展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=82円70~83円70銭、1ユーロ=108円60~109円50銭。13日は急激な円安・ドル高が進行し、一気に83円60銭台まで円は下落した。海外の投機筋が円売り姿勢を強めたためとの見方もあるが、市場には「円相場のレンジは変わった」とみる声が多い。このなか、あす朝発表の12月の日銀短観が注目されている。市場予想では大企業製造業のDIはマイナス10と9月のマイナス3から悪化する見通しだが、「マイナス14~15前後への悪化なら一段の金融緩和観測も高まる」(市場関係者)とみられている。日銀短観の内容が悪ければ一段の円安もあり得る。ただ、急激な円安が進んだだけに利食いも含めた反動も予想される。また、16日の衆院選挙を前に一時的にポジションを閉じる動きも出そうだ。