くらが前日比もみ合いで推移、前期37%最終増益も9日続伸の反動出る

 くらコーポレーション<2695.T>は前日比終値近辺で弱含みもみ合い。同社が13日発表した12年10月期の単独決算では、売上高は前期比6.1%増の789億7100万円、営業利益は同28.8%増の37億8200万円、純利益は同36.9%増の20億6700万円と好調だった。新規出店効果や来客予測の徹底化で食材のムダをなくすなどの努力が寄与した。同社は外食企業間の競争が激化する中で、今期導入した寿司キャップ「鮮度くん」などで消費者ニーズをとらえ、他社との差別化を図っている。また、今年11月から四大添加物不使用の「7種の魚介醤油らーめん」を開発・投入するなど、差別化戦略を一段と進めていく構えだ。なお、13年10月期の見通しについては、純利益は同5.2%増の21億7400万円を見込んでいるが、伸び率が鈍化していることで株価的には評価の分かれるところ。前日まで9日続伸していたこともあり、足もとは利益確定の売りに頭を押さえられている形だ。

くらの株価は10時35分現在1149円(▼1円)。