アイロムHDが反落、スピード警戒観で利益確定売り

 アイロムホールディングス<2372.T>が反落。ここ物色人気を博し、株価は直近までわずか2週間あまりで4000円トビ台から7000円まで買われる人気ぶりだったが、目先は上昇一服感から利益確定の売りに押されている形だ。同社は医療機関向けを主力に臨床試験支援を手掛けている。11月中旬から投機マネーが集中したが、これは同社がiPS細胞関連技術を基盤とした再生医療の研究開発を手掛けるディナベック(つくば市)と戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表したことが発端となっている。同社は業績も好調で、13年3月期の最終利益予想について既に従来予想の9億円から11億円に増額する動きをみせている。浮動株数の少ないこともあって、動き出すと足の速い投機マネーのターゲットになりやすいが、その半面、値幅調整も急なものになりやすい。時価はちょうど5日移動平均線との上方カイ離を埋めた段階で、ここで下げ止まれるか否かが短期的な上昇波動の継続を占うポイントとなりそうだ。

アイロムHDの株価は11時17分現在6820円(▼290円)。