<話題の焦点>=底力発揮する食品株 カルビー、東洋水などに注目

 内需系のディフェンシブセクターで、好調な業績推移をみせる企業に注目。中でも業績が堅調な食品セクターへの期待感が強い。

 5月以降一貫して株価上昇を継続し、年初来高値圏での値運びをみせているのがカルビー<2229.T>。主力のスナック菓子の売上が順調な推移をみせており、13年3月期の連結営業利益は152億円(前期比24%増)と過去最高益を更新する見通し。また、9月20日に、北米で同社製品の売上高とシェア拡大のため、米ペプシコとの業務提携を発表している。

 「マルちゃん正麺」が大ヒットしているのが東洋水産<2875.T>。昨年11月の発売以来、1年を経過した11月段階で2億食を突破する超大ヒット商品となっている。来年、約15億円を投資して3ライン目となる新ラインを増設し、来年11月までの1年間で3億食(300億円)の販売を目指す。

 さらに、インドネシアなどアジア地域で積極攻勢を継続しているヤクルト本社<2267.T>や、調味料が国内外で安定成長をみせていると同時に、ブリヂストン<5108.T>との植物由来原料の合成ゴムの共同開発や、アミノ酸技術を軸にバイオ事業加速などで注目を集める味の素<2802.T>、欧州、アジアでのしょうゆ拡販が継続するキッコーマン<2801.T>、全国各地の菓子の「地域性」および「専門性」を追求した地域限定有店舗と通信販売によるブランド戦略で厳しい消費環境でも好業績を挙げている寿スピリッツ<2222.OS>にも注目。