<クローズアップ>=ノロウイルス流行警報発令、検査関連企業を探る(1)

 ノロウイルスが例年以上に猛威を振るっている。今月4日には大阪府の大東市内の病院で入院患者と職員計48人が集団感染、6日には横浜市で11月26日~12月2日の1週間で、1医療機関当たりの患者報告数が平均で20人を超え、感染性胃腸炎の流行警報を発令している。過去最大の流行となる状況となっており、対策が急務となりそうだ。

 冬から春に向けては、インフルエンザの流行シーズンになるが、ノロウイルスについてもこの時期流行する感染症の定番になっている。特に今年の場合は感染被害が悪質化する傾向にあり、大東市内の病院では職員計48人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えており、このうち80代の女性と70代の男性が死亡している。

 横浜市でも患者報告数は10月末以降に急増。神奈川区や都筑区などで感染が多発し、今年で3年連続での警報を発令、奈良県でも6日に曽爾村立曽爾小学校(児童数42人)でノロウイルスによる集団感染が発生し、県内初の学校閉鎖に追い込まれている。