<クローズアップ>=ノロウイルス流行警報発令、検査関連企業を探る(3)

 以下、注目される対策関連銘柄をピックアップした。

 シキボウ<3109.T>~近畿大学の協力により、洗濯50回後でも繊維に付着したネコカリシウイルス(ノロウイルス代替ウイルス)の感染価を99.9%低下させるノロウイルス対策繊維「アルゴン」を開発している。

 栄研化学<4549.T>~臨床検査薬大手で便潜血検査薬ではシェア5割を占める。11月16日からは便中のノロウイルス抗原検出キット「イムノキャッチ-ノロ」を発売。15分で判定でき、遺伝子検査法との一致率が高いことから、迅速・簡便・高感度で、有症状者の検査やハイリスク患者の感染管理に貢献することが期待される。

 電気化学工業<4061.T>~子会社のデンカ生研がノロウイルスの抗原を簡単に検出できる検査キット「クイックEx―ノロウイルス 『生研』」を発売している。遠心分離機以外の特殊な機器は不要で、一般の病院や診療所でも簡単にノロウイルスの検査を約15分で可能にしている。

 東ソー<4042.T>~ノロウイルスの遺伝子群GIとGⅡの幅広い遺伝子型を1サンプルあたり1回のみで、迅速、簡便に検出できるノロウイルス検出試薬を発売。

 カイノス<4556.OS>~臨床検査薬の中堅メーカーで生化学、免疫血清学的検査用試薬に強みを有している。核酸増幅技術NASBAと簡易検出法の核酸クロマトグラフィーを組み合わせた手法によりノロウイルスを検出する「スイフトジーン ノロウイルスGⅠ/GⅡ『カイノス』」を発売している。

 ビー・エム・エル<4694.T>~床検査2位で、全国に検査ラボを展開、ノロウイルス検査サービスを展開している。