外為サマリー:1ドル83円90銭台への円安進行、自民党勝利見込み円売りも

 14日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=83円89~90銭と前日午後5時時点に比べ38銭の円安・ドル高。対ユーロでは109円82~86銭と同54銭の円安・ユーロ高で推移している。
 午前8時50分に日銀短観が発表され、大企業製造業のDIはマイナス12と市場予想(マイナス10)を下回ったが、為替市場は反応薄。ただ、朝方から83円60銭前後で推移していたドル円相場は、その後も円売りが優勢で午後2時過ぎには一時、1ドル=83円96銭をつけ84円乗せを目前とした。市場には「16日の衆院選での自民党勝利を予測した円売り・ドル買いの動きが強まっている」(アナリスト)との声が多い。
 円は対ドルでも下落。一時、1ユーロ=109円97銭と110円に迫った。欧州連合(EU)は銀行監督を欧州中央銀行(ECB)に移管することで合意したことを受け、ユーロは対ドルで上昇しており、円は全面安となっている。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3091~92ドルと前日午後5時時点に比べ0.0050ドルのユーロ高・ドル安となっている