来週の為替相場見通し=衆院選を経て荒い値動きか、3月安値更新も

 来週の東京外国為替市場は、値動きの荒い展開となりそうだ。16日の衆院選を経て、選挙結果が判明するが、新政権の枠組みと閣僚の顔ぶれで相場も左右されそうだ。今週は、自民党の大勝を織り込み1ドル=83円後半まで急激な円安・ドル高が進んだが、一段の円安には何らかのサプライズ材料が求められる。投機筋は一旦は利食い売りに出ることも予想されるなか、83円台を中心とした広いレンジでのもみ合いが予想される。予想レンジは1ドル=82円50銭~84円30銭。
 ポイントは、自民・公明の両党による議席数。両党で全体の3分の2近くを獲得すれば、1ドル=84円18銭の今年の安値更新もあり得る。ただ、獲得議席が伸び悩み第三極との連立となれば一気に円高が進む公算も。また、米国の「財政の崖」問題の進展も影響しそうだ。