<株式トピックス>=2013年の相場テーマを探る

 16日の衆院選投開票が終了すると、株式市場も一気に年末モードに突入する。そこで話題となるのが「来年の相場テーマ」。株式相場が活況だったひと昔前と比べると、投資家のあいだでも「来年への期待感」は控え目な感じだが、それでも年が押し詰まると「来年こそは」との思いが浮上するのも事実。
 2013年の相場は、果たして何がテーマとなるか。まずは、新政権で打ち出される経済政策への期待ということになる。追加金融緩和に加えて、自民党の掲げる「国土強靭化」に伴うインフラ整備計画の具体的な政策の推進。4月に任期満了となる日銀総裁の後継人事。そして、7月に実施される参院選の動向も株価に大きな影響を与えそうだ。
 さらに、直接景気に影響を与える可能性が高いのが「消費増税前の駆け込み需要」。年の後半からは、戸建て住宅、マンション、住宅関連資材、自家用車などの本格的な需要増加が想定される。
 イベントでは、9月に東京も立候補している2020年の五輪開催地が決定。3月には、野球の「ワールド・ベースボール・クラシック」開催。4月には、歌舞伎座がこけら落とし、東京ディズニーランドが開園30周年を迎え、記念イベントがスタートする。
 株式市場のイベントとしては、年初の東証・大証の統合、6月にも予想されるリクルートホールディングスの大型IPOが焦点。
 海外では、新体制で初めて臨む中国の全人代(3月)で打ち出される経済対策、イタリア総選挙、ドイツ連邦議会選挙などがある。
 また、スマートフォン、電子書籍、節電、省エネ、再生可能エネルギー、環境関連などのテーマは継続注目の対象となりそうだ。