選挙結果に対する市場の反応に注目

選挙結果に対する市場の反応に注目
週末の衆議院選挙にて、自民・公明で全議席の3分の2となる325議席を獲得。

これを受け、ドル/円は年初来高値(3月15日に付けた84.17円)を突破して84.31円で寄り付いたが、その後は伸び悩んでいる。

先週末に発表されたシカゴマーカンタイル取引所(CME)の国際通貨市場(IMM)の円先物を見ると、円の売り越しは前週比でわずか4000枚ほどの増加に留まった。

前週(10860枚の増加)と比べ円売りポジションの積み上がりが鈍化しており、市場はすでに自民勝利と安倍総裁の返り咲きを相当織り込んでいると考えられる。

選挙結果判明により、材料出尽くしで利食い売りが優勢となれば、先月14日の野田首相の解散示唆発言以降ほぼ一本調子で上昇してきたドル/円相場に調整圧力が掛かりやすいと見る。

ただし、今週19-20日の日銀金融政策決定会合での追加金融緩和観測がくすぶる中では、大きくは調整しない事も考えられる。