外為サマリー:円は一時1年8カ月ぶり安値、自民党大勝で円売り進む

 17日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=83円70~71銭近辺と前日午後5時時点に比べ28銭の円安・ドル高。対ユーロでは111円41~45銭と同82銭の円安・ユーロ高で推移している。
 16日の衆院選で自民党が大勝し、公明党とあわせ全議席数の3分の2を超す320議席超を獲得。市場には、「自民党による追加金融緩和圧力が強まる」との観測が高まり、円は対ドルで大幅に下落。朝方のオセアニア市場では、一時84円40銭台と2011年4月以来、1年8カ月ぶりの安値を更新した。対ユーロでも一時、1ユーロ=111円20銭台と9カ月ぶりの水準に下落した。ただ、円売りが一巡すると、買い戻しの動きも入り、下落幅は縮小。1ドル=83円台後半、1ユーロ=110円台後半へと値を戻している。 
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3164~65ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0054ドルのユーロ高・ドル安となっている。