<前場の注目銘柄>=大平洋金属、ニッケル市況が反転上昇へ

 大平洋金属<5541.T>の株価と連動性の高いニッケル市況の下落余地が限られてきたことや、中国でのニッケル銑鉄を中心とした生産調整、相次ぐニッケル生産トラブルによる需給タイト化からニッケル市況上昇の可能性が高いと想定される。ニッケル市況上昇については、フェロニッケル専業の同社が最も恩恵を受けやすい。

 13年3月期はニッケル市況の低迷により、7.6億円の営業赤字を予想しているが、14年3月期はニッケル市況の回復とともに収益が改善し、30億円程度の営業黒字転換となる可能性が濃厚。週足チャートでは、13・26週の両移動平均線のゴールデンクロスが接近しており、先高期待感が高まっている。