シャープが大商いで騰勢加速、信用売り長で需給妙味が増す

 シャープ<6753.T>が大幅高、5連騰で株価は一時290円台まで買われ300円大台復帰を指呼の間にとらえてきた。売買代金も東証1部で断トツの1位と個人投資家の人気の高さを物語り、がっぷり四つの信用取組は、直近売り残が一段と増勢で信用倍率は0.76倍と大幅に売り長。逆日歩のつく状況下に踏み上げ相場も佳境入りの様相を呈しつつある。同社が騰勢を加速したのは米半導体大手のクアルコムとの資本業務提携を発表後の12月初旬からで、これによる財務基盤の安定化を背景に株価は一気に上昇歩調を強めた。さらにその後、12年度下期に出荷するスマートフォンなどに省エネ型液晶パネル「IGZO」を搭載した製品の比率を3割強から4割に引き上げる方針を示しており、これも業績面での追い風材料となっているようだ。

シャープの株価は12時55分現在288円(△19円)。