外為サマリー:1ドル84円ラインの攻防続く、一部には利益確定の動きも

 17日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=84円04~05銭と前週末午後5時時点に比べ38銭の円安・ドル高。対ユーロでは110円58~62銭と同90銭の円安・ユーロ高で推移している。
 朝方のオセアニア市場では、一時84円40銭台と2011年4月以来、1年8カ月ぶりの安値を更新したが、その後の東京市場では84円ラインを巡る一進一退が続いた。この日、3月15日につけた84円18銭の年初来安値の節目を破った。ただ、同時に一部個人投資家などからは利食いの動きも出たようだ。また、安倍自民党総裁は記者会見で「使命はデフレ脱却、円高是正、雇用創出」と発言したものの、市場の反応は限定的だった。16日の衆院選では、自民・公明両党あわせて320超の議席を獲得したことで、市場の関心は19~20日の日銀金融政策決定会合へと向かいそうだ。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3158~59ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0048ドルのユーロ高・ドル安となっている。