午後:債券サマリー 先物3日続落、景気対策による財政への懸念映す

 17日の債券市場では、先物中心限月3月限は3日続落。16日の衆院選は自民党が単独過半数を大幅に上回る圧勝となったことで、積極的な景気対策が打たれるとの見方が強まった。景気対策の発動が国債の増発や財政規律の緩みにつながり、財政悪化につながるとの思惑が浮上し、売りが先行する展開となっている。寄り付き直後に安値144円19銭をつけ、中心限月では11月6日以来の安値をつけている。
 現物市場では、特に超長期債の金利上昇が目立ち、20年債は今年4月上旬以来、30年債は4月下旬以来の水準に達するなど、財政悪化への懸念を反映する動きをみせた。あすの20年債の入札を控えており、ポジション調整の動きも影響したようだ。
 先物3月限は144円20銭で始まり、高値は144円29銭、安値は144円19銭、終値は前日比7銭安の144円23銭。出来高は2兆4797億円に膨らんだ。10年債の利回りは前日から0.005%上昇の0.735%、20年債は同0.020%上昇の1.715%、30年債は同0.015%上昇の1.965%だった。