リコーは年初来高値を更新、円安による収益拡大期待と取組妙味が手掛かり

 リコー<7752.T>が5日続伸。株価は前日比63円高の889円まで買われ、3月19日につけた852円の年初来高値を更新している。円安による収益拡大期待から買いが先行している。主力の事務機は世界的に販売が堅調なことに加え、前期から開始の構造改革効果が寄与し、13年3月期は大幅な経常黒字転換の見通しにある。加えて通期の想定為替レートが1ドル=77.22円、1ユーロ=100.33円で、足もとの円安から収益の上ブレの観測も強まっている。また、12月7日申し込み現在の信用倍率が1.00倍と拮抗し、日証金では17日現在の貸借倍率が0.23倍で株不足となっており、1日5銭の逆日歩がつくなど取組妙味があり、売り方の買い戻しを誘っている。

リコーの株価は11時20分現在885円(△59円)。