東京株式(前引け)=円安追い風に買い意欲衰えず

 18日前引けの日経平均株価は前日比108円高の9937円と続伸。1万円大台を目前にとらえている。前場の東証1部の売買高概算は19億283万株、売買代金概算は8963億円。値上がり銘柄数は1173、値下がり銘柄数は391、変わらずは118銘柄だった。
 きょうの東京株式市場の前場は、前日の米国株市場でNYダウが100ドル高と買われたことなどを背景にリスクオンの流れが継続し、主力の景気敏感株などを中心に買いが優勢だった。為替市場で1ドル=84円台近辺、1ユーロ=110円台後半と円安トレンドが取引時間中も持続しており、日経平均はこれにリンクする形で上値を慕う動きとなった。株価指数先物への買いなども全体の上昇に貢献している。一方、東証1部の騰落レシオが直近で140%台に乗せるなどテクニカル指標が過熱感を示しているほか、19~20日に開催される日銀の金融政策決定会合を見極めたいというニーズもあるものの、新政権への経済政策期待を背景に押し目待ちに押し目なしの状況となっている。
 個別にはシャープが大商いで一段と上昇、東電が買われ、三菱UFJ、みずほなどのメガバンク株も大きく買われるなど出遅れ修正の動きが強まった。このほか、ソフトバンクが大幅高、キヤノン、リコーなども高い。半面、関西電など東電以外の電力株が急反落、JT、TDKなども軟調。ルック、サンフロンティアなども下げた。