野村HDなど証券株が人気、全体相場商い増加で収益環境改善

 野村ホールディングス<8604.T>が3月中旬以来の400円台に買われ、年初来高値更新を射程にとらえているほか、大和証券グループ本社<8601.T>も400円台乗せから一段と物色の矛先が強まり新値街道を走っている。このほか準大手、中堅など軒並み証券株への買い攻勢が強まっている状況だ。業種別にも証券株は不動の値上がりトップに買われている。また、野村HDと大和証Gはともに400円台乗せで株価デッドヒートを想起させる展開となっており、全体相場の地合い改善とともに市場の注目度も次第に高まってきているようだ。ここ日経平均株価の上昇もさることながら、売買代金の拡大が顕著で、前週末14日はメジャーSQが絡んでいたとはいえ、2兆円超に達した。週明け17日も1兆5000億円台の商いをこなしているほか、きょうも前場の売買代金は9000億円弱に達している。個人投資家の復権や、外国人投資家の市場回帰を背景に売買手数料の増加が証券会社の収益を牽引するとの思惑が一段と強くなっている。

野村HDの株価は13時39分現在402円(△25円)。
大和証Gの株価は13時39分現在428円(△16円)。