東京株式(大引け)=94円高、金融緩和期待で続伸

 18日の東京株式市場は、終始買い優勢で寄り後も次第高の展開となり、日経平均株価は続伸して9900円台を回復、約8カ月半ぶりの高値をつけた。
 大引けの日経平均株価は前日比94円高の9923円と続伸。東証1部の売買高は概算で34億3000万株、売買代金概算は1兆7423億円と大きく膨らんだ。売買代金はSQを除くと2011年8月9日以来の高水準。値上がり銘柄数は1037、値下がり銘柄数は520、前日比変わらずは137銘柄だった。
 きょうの東京株式市場は、「財政の崖」問題への不安心理後退を背景とした前日の米株高の流れが上昇を支援した。また、日銀の白川総裁と自民党安倍総裁の会談を手掛かりに為替市場で1ドル=84円台近辺、1ユーロ=110円台後半と円安トレンドが取引時間中も継続したことで、日経平均はこれに連動して上値を慕う動きとなった。市場では19~20日に開催される日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいという思惑がある一方、自民党が推進しようとしている経済対策への期待感も根強く、押し目には買いが厚くなっている。直近は東証1部の騰落レシオが140%台に乗せるなどテクニカル指標面での過熱感から、全般は日経平均1万円大台を目前に後半はやや瀬踏みする場面も見受けられた。 
 個別にはシャープが際立った大商いで騰勢加速、東電も続急伸となった。三菱UFJ、みずほなどのメガバンク株も商いを集め大きく買われている。このほか、ソフトバンクが人気、ホンダ、キヤノンなども高い。半面、関西電など東電以外の電力株は全面安、日東電が売られ、古河電池、TDK、一休なども大きく値を下げた。