午後:債券サマリー 先物は大幅に4日続落、20年国債入札は「弱め」の需要

 18日の債券市場では、先物中心限月3月限は前日比24銭安と大幅に4日続落した。衆院選の自民党大勝を受け、公共投資の拡大に伴う財政悪化も懸念され債券市場は軟調に推移している。この日は20年債(第141回債、クーポン1.7%)の入札が実施されたが、「需要は弱めだった」(市場関係者)ことが関心を集めた。同20年債の最低落札価格は99円25銭(利回1.750%)、平均落札価格は99円44銭(同1.737%)。テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は19銭で応札倍率は3.11倍だった。前回の3銭(倍率3.67倍)からテールは大きく広がり倍率も前回にとどかなった。この結果を受け、債券先物は一時前日比43銭安となる143円80銭まで売られた。あすからの日銀金融政策決定会合が注目され、その内容次第では一段の債券安の可能性もある。
 先物3月限は144円16銭で始まり、高値は144円17銭、安値は143円80銭、終値は前日比24銭安の143円99銭。出来高は4兆5543億円に膨らんだ。10年債の利回りは前日から0.020%上昇の0.755%、20年債は同0.015%上昇の1.725%、30年債は同0.015%上昇の1.980%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)