リコーが連日の年初来高値更新、ユーロ高・円安で収益改善期待の買い継続

 リコー<7752.T>が6日続伸。株価は前日比65円高の955円まで買われ、昨日つけた894円の年初来高値を更新している。円安による収益拡大期待からの買いが先行している。同社は欧州の売上比率が高く、通期の想定為替レートが1ユーロ=100.33円で、対ユーロで1円の円安は年15億円の営業増益要因となる。主力の事務機は世界的に販売が堅調なことに加え、前期から開始の構造改革効果が寄与し、13年3月期は大幅な経常黒字転換の見通しにあるが、きょうは1ユーロ=111円台後半まで円安が進んでおり、収益の上ブレ観測が強まっている。また、12月14日申し込み現在の信用倍率が0.89倍と売り長で、日証金では18日現在の貸借倍率が0.19倍と株不足になっており、売り方の買い戻しを狙った買いも入っている。

リコーの株価は11時09分現在947円(△57円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)