午前:債券サマリー 先物は5日続落、大型補正予算を懸念

 19午前の債券市場では、先物中心限月3月限は5日続落。朝方一時、前日比29銭安の143円70銭まで下げた後は、値を戻し前引けは結局、同5銭安だった。現物債市場では10年債や20年債の利回りが上昇した。
 自民党の財政政策が関心を集めており、一部で補正予算が10兆円規模に膨らむとの報道が流れていることから国債の増発懸念が出ている。大型補正が打たれた場合、民主党が採用してきた国債発行の「44兆円枠」を突破する可能性が高く、国債需給の悪化懸念が台頭している。この日は、朝方円安が進行し1ドル84円=40銭台に乗せたが、その後、円安幅が縮小するのと歩調を合わせる格好で債券先物の下げも縮小した。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比5銭安の143円94銭だった。出来高は2兆4081億円。10年債は前日比0.015%上昇の0.770%、20年債は同0.005%上昇の1.740%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)