あす(20日)の為替相場見通し=1ドル84円台後半への円安も、日銀会合の結果を注視

 20日の東京外国為替市場は、1ドル=84円台後半を試す展開を予想する。予想レンジは83円80~84円70銭、1ユーロ=111円20~111円90銭。あすは注目の日銀金融政策決定会合の結果発表と白川日銀総裁の記者会見がある。市場関係者からは、今回の日銀会合の内容に関して「資産買入等基金の10兆円程度の拡大」(アナリスト)を予想する声が多い。ただ、同基金の増額だけでは物足りない結果となるとみる声もある。しかし、ここへきて「2%のインフレターゲットへの何らかの言及があるのではないか」(同)という期待が浮上。物価目標に触れられた場合、市場は先行きの金融緩和に向けた期待感を膨らませる可能性がある。その場合、1ドル=85円を視野に入れた円安も予想される。ただ、一方で踏み込んだ金融緩和を見送った場合、投資家は期待外れと判断し83円台への円高が進む展開も予想される。いずれにせよ、あすの為替相場は値動きの荒い動きが見込まれる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)