東京株式(寄り付き)=米株安受けて利食い売りが先行

 20日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比67円安の1万93円と4日ぶりに反落。前日は237円高と今年最大の上げ幅で急伸し、約8カ月半ぶりの1万円大台回復となったが、目先はスピード警戒感が強まっているほか、前日の米国株市場でNYダウが98ドル安と3日ぶりに反落したことも嫌気されている。また、為替市場では前日の海外で1ドル=84円60銭台まで円安が進行したが、足もとは84円20~30銭の推移とやや円高修正に一服感が出ており、これも買い手控え感につながっている。きょうまで開催される日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑もあり、それが判明するまでは押し目買いも入れにくい環境。直近、東証1部の騰落レシオが160%を超えており、テクニカル面からの過熱感も意識されている。業種別には33業種中、高いのは8業種あまりで卸売、石油、金属製品、銀行、鉱業などに買いが先行。半面、保険、輸送用機器、鉄鋼、海運、証券などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)