東電が安寄り後下げ幅縮める、再建策ずれ込むも再稼働への思惑根強い

 東京電力<9501.T>は安寄り後下げ幅を縮めている。20日付毎日新聞が「国の支援次第で再建計画が来夏以降にずれ込む」と報じたことが嫌気され、朝方は売りが先行したが、原発再稼働への思惑が根強く、買い戻しに一時プラスに浮上する場面もあった。再建計画についての見通しは毎日新聞のインタビューで広瀬直己社長が示唆したもので、政権交代に伴う混乱で政府に要請した追加支援の枠組み協議が当面難しいと判断したという。一方で東電は19日に福島第一原発の高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵と処理状況について安全を確保できていることを発表しており、買い安心感を誘った。

東電の株価は10時24分現在227円(▼2円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)