<話題の焦点>=非接触型ICカード乗車券、全国相互利用でビジネスチャンス

 非接触型ICカード乗車券が来年3月23日から全国のJRと私鉄各社で相互利用が可能となる。

 非接触型のICカード乗車券はJR東日本のSuicaと首都圏私鉄が採用しているPASMOが代表的存在だが、SuicaやJR西日本のICOCAなどJR各社のICカード乗車券は相互利用ができるが、ICOCAでPASMOの区間は利用できない。これら非接触型のICカード乗車券にはソニー<6758.T>の技術方式である「FeliCa」が採用されているが、券売機などのシステムが異なることが、相互利用を複雑化している。全国で発行されている鉄道系のICカード乗車券は10種類も存在するだけに、これが完全に相互互換となれば、電子マネーとしての価値が急速に高まることになる。

 今後期待されるのが、スマートフォンへの組み込み。現在、SuicaはアプリをインストールしてモバイルSuicaとして利用できるが、ICOCAでは提供しておらず、モバイル端末への組み込みが進めば、携帯大手のビジネスチャンスも広がろう。

◆主なICカード乗車券一覧
JR北海道 kitaca
JR東日本 Suica
JR東海  TOICA
JR西日本 ICOCA
JR九州  SUGOCA
関東私鉄  PASMO
関西私鉄  PITAPA

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)