<私の相場観>=岩井コスモ証券・投資調査部副部長 清水三津雄氏

 相場の堅調地合いは続くと見ている。安倍自民党総裁の政策は金融と財政の両面からのリフレ政策を推進するというものだが、外国人投資家などはこのメッセージを受け取り積極的な買いを入れてきている。

 目先は騰落レシオなどテクニカル面での過熱感はあるものの、たとえ一度調整しても再度上昇基調に入るだろう。11月中旬の野田首相の国会解散宣言から上昇トレンドは鮮明化したとみている。

 日経平均は来年3月までに1万1000円乗せを見込んでいる。為替は1ドル=87~88円程度までの一段の円安進行を予想する。

 日本株はPBRでまだ1倍程度に過ぎず割安感は強いうえに、為替の円安進行とともに企業業績の回復も見込める。株価は上昇したが、バリュエーション的にも、上値は狙えるだろう。

 個別では、低PBRで高配当の商社株や金融株、不動産株などに注目している。具体的には丸紅<8002.T>や住友不動産<8830.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などの上昇を予想している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)