午後:債券サマリー 先物は6日ぶりに反発、日銀会合への反応は限定的

20日の債券市場では、先物中心限月3月限は6日ぶりに上昇した。先物市場は前日までの下げの反動で上昇したものの、日銀金融政策決定会合の結果発表日ということもあり、前場は模様眺め気分が強かった。午後1時過ぎに発表された日銀会合の内容は、「資産買取等基金の10兆円増額」というもので、市場には「ほぼ予想の範囲内」(アナリスト)との見方が多かった。債券市場でも、発表後は反応薄で小動きだった。「2%を目標とするインフレターゲット」が関心を集めたが、「次回以降の検討課題となったのでは」(同)と先行きに期待を持たせた。次回の1月会合は「展望レポート」の中間見直しにあたり、「その時期にインフレターゲットを議論するのはタイミング的には合っている」(同)という。
 先物3月限は143円92銭で始まり、高値は144円17銭、安値は143円92銭、終値は前日比13銭高の144円01銭。出来高は3兆5046億円だった。10年債の利回りは前日から0.010%下落の0.770%、20年債は同0.015%下落の1.695%、30年債は同0.025%下落の1.965%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)