あす(21日)の為替相場見通し=1ドル83円台後半の円高も、ポジション調整続く

 21日の東京外国為替市場は、1ドル=83円台後半から84円前後での値動きを予想する。予想レンジは83円60~84円10銭、1ユーロ=110円40~111円20銭。注目の日銀金融政策決定会合は資産買取等基金の10兆円増額という「予想の範囲内」(アナリスト)の結果に終わった。インフレターゲットに関しては「来月以降に議題にのぼりそう」(同)といい、市場の期待をつないだ。意外性には欠ける内容だっただけに、為替相場は動きづらい状況にある。ただ、「ポジション調整による円の買い戻しの動きが強まっている」(市場関係者)ともいい、やや円高に動きやすい地合いとなっている。また、海外では米国の「財政の崖」問題に対して、一時の楽観論からの揺り戻しが指摘されていることも円高要因となる。年末接近で海外投資家の参加は減少することも見込まれ狭いレンジでの値動きも予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)