<マーケットアイ>=2005年型相場再現か!?自民大勝後に上昇加速へ(2)

 解散翌日の8月9日に、政府・日銀から「景気の踊り場脱却宣言」が出されたのをはじめ、郵政民営化法案の参議院での否決に伴ない衆議院解散・総選挙が決まると、財政再建を推進する「構造改革」への期待が一気高まり、外国人投資家の買いが一段と活発化した。さらに、自民党が総選挙で大勝すると、金融、自動車、電機、鉄鋼などの大型株が売買高を伴って軒並み急上昇する迫力に富んだ相場が継続した。

 中でも象徴的な動きとなったのが現在の新日鉄住金<5401.T>である当時の新日本製鉄。05年8月には200円台だった株価が上昇を続け07年7月には964円まで上昇した。

 05年に限ってみても、年間上昇率で年間トップとなったのが山陽特殊鋼<5481.T>の6・2倍をはじめ、三菱製鋼<5632.T>(5.1倍)、大同特殊鋼<5471.T>(3.8倍)、東邦亜鉛<5707.T>(3.6倍)など素材株の市況好転が目立った。さらに、ケネディクス<4321.T>(3.9倍)、大京<8840.T>(3・9倍)、含み益が注目された松屋<8237.T>(3.9倍)など不動産関連の銘柄もにぎわった。

 大型株でも、トヨタ自動車<7203.T>(年間上昇率46.8%)、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>(同96.5%増)、キヤノン<7751.T>(同24.9%増)など軒並み高いパフォーマンスを残している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)