<マーケットアイ>=2005年型相場再現か!?自民大勝後に上昇加速へ(1)

 きのう20日の東京株式市場は売り優勢、日銀の金融政策決定会合の発表を受け、いったん下げ渋ったものの、大引けにかけ売り直され日経平均株価は前日比121円安の1万39円と4日ぶり反落。ただ、東証1部の売買高は、前日の40億株に引き続き37億株と高水準を維持している。40億株といえば、思い出すのが2005年の「小泉郵政選挙」後に記録した45億株という過去最高の売買高。現在の相場環境と類似点が非常に多い05年相場を検証した。

 自民党の大勝で思い出すのは、当時の小泉純一郎首相が民営化断行を争点に「郵政選挙」に打って出て、今回と同じように衆院選で圧勝、自民・公明で320議席以上を獲得した2005年のこと。投開票日は9月11日だったが、これも今回と同様に8月8日の解散日から株価が上昇しはじめ、11月8日には、鉄鋼などの大型株が乱舞して、45億5800万株という過去最高の売買高を記録した。解散時(8月8日)に1万2000円を割り込んでいた日経平均株価は、年末には1万6000円を突破して、年間騰落率(04年末と05年末の比較)は40・2%と極めて高いパフォーマンスをたたき出した。

 この年の前半は、小泉政権への批判(終戦の日の靖国神社参拝)に伴う中国のデモや、北朝鮮の核開発疑惑で株価は低迷していたものの、半ば以降は、米国株式相場の反発、ドル高・円安(1ドル=102円台から121円へとほぼ一貫して円安傾向)、企業業績改善期待などを背景に上昇に転じた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)