21日の株式相場見通し=1万円攻防の後、小幅反発 3連休控えの売りこなす

 21日の東京株式市場は、3連休を控えて利益確定売りが優勢となる場面も想定されるものの、20日の大幅安の反動もあり、買い意欲は引き続き旺盛となりそうだ。日経平均株価1万円を挟んでの攻防となるが、小幅反発の大引けとなりそうだ。20日の米国株式は反発。NYダウは、前日比59ドル高の1万3311ドルとなった。シカゴの日経平均先物(円建て)は、大証終値比140円高の1万0170円となっている。
 日銀は20日の金融政策決定会合で、資産買入等基金の10兆円増額を柱とする追加金融緩和策を発表。市場ではいったん「材料出尽くし」との見方から株価が下落した。さらなる金融緩和への期待感へ市場マインドが変化したのは「中長期的な物価安定のメドについて次回会合で検討する」との内容への理解が進んだためだ。一時、日経平均株価は急速に下げ渋る場面があった。したがって、大引けに掛けて売り直されたものの、ムードの明るさは温存されている。ただ、クリスマス休暇が本格化することから、外国人投資家の買いは減少傾向が避けられそうもない。
 日程面では、年内最後の新規上場となる地盤ネット<6072.T>が東証マザーズに、グランディーズ<3261.FU>が福証Qボードにデビューする。海外では、米11月個人所得・消費支出の発表に注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)