東京株式(寄り付き)=米株反発を受けて買い先行

 21日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比106円高の1万145円と反発。前日の米国株市場ではNYダウが59ドル高と反発したほか、為替市場では足もと1ドル=84円40銭近辺、1ユーロ=111円70~80銭の推移と円安基調が継続しており、これを受けて全般は主力株を中心に買い戻される流れとなっている。日銀は前日の金融政策決定会合で長期国債5兆円と短期国債5兆円の買い入れ枠拡大を決めたほか、「中長期的な物価安定のめど」について検討を行うことを表明しており、デフレ脱却期待が高まったことが、全体相場に追い風となっている。目先は日経平均1万円台回復でやや高値警戒感もあるものの、東京市場はPBRなど指標面から割高感に乏しく、ここ連日で売買代金は2兆円を超えるなど商いも盛り上がっていることから押し目買いも入りやすいようだ。業種別には全面高で、値上がり上位業種は鉄鋼、不動産、保険、証券、ガラス土石、鉱業、海運など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)