三井物産が高寄り後緩む、豪州穀物取引業者に資本参加も高値警戒感

 三井物産<8031.T>が高寄り後緩んでいる。20日に豪州の穀物取引業者プラムグローブ社に出資すると発表したことが好感され、朝方は買い先行でスタートしたが、相場全体の地合い軟化と高値警戒感から買いが手控えられている。プラムグローブは西豪州を本拠に小麦などの集荷を手掛け、生産者との幅広いネットワークと産地集荷の強い基盤を持つ。三井物産は前年10月にプラムグローブと提携、穀物集荷資金を融資するとともに内陸での穀物買い付けや輸出販売を行ってきた。今回の資本参加により穀物集荷力を強め、豪州産麺用小麦などの日本への安定供給基盤を固める一方、今後穀物需要が拡大するアジアや中東地域へも販売を拡大していく方針で、食糧事業の本格的な拡大が期待されている。
 
三井物産の株価は11時30分現在1257円(▼3円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)