<動意株・21日>(大引け)=黒崎播磨、レーサム、オリックスなど

黒崎播磨<5352.T>=大幅反発。同社は新日鉄住金<5401.T>系で、鉄鋼生産用の耐火物が主力事業。国内の粗鋼生産の回復期待やインド子会社の成長性が注目されるが、時折噴き上げる仕手性にも魅力がある。市場では「鉄鋼(電炉)向けの黒鉛電極を手掛ける東海カーボン<5301.T>が急騰する中で、同じ鉄鋼関連の連想が働いたのでは」との見方も出ていた。

レーサム<8890.OS>=大幅続伸し6日ぶりに年初来高値更新。日銀の金融政策決定会合で追加金融緩和策が発表されたほか、自民党の安倍晋三総裁が求める「物価上昇率の目標」を導入する見通しとなったことを受け、資金調達コストの低下や不動産価格の上昇期待から不動産株が買われているが、同社も新興市場の不動産関連株として注目度が高いことから資金が流入。

オリックス<8591.T>=続急伸。この銘柄が12月に入ってからこれまで安かった日は7日と10日のわずか2日しかなく、一方通行的に買いが流入していることを物語っている。国内金融緩和の流れが強まる中で、日銀は「中長期的な物価安定のめど」について検討することを表明、2%のインフレターゲットを視野に同社などノンバンクを含め金融セクターへの追い風は強いものとなる。

オオバ<9765.T>=4日続伸。順調に上値追いを続ける。東日本大震災以降、街づくり業務に絡む受注が拡大。石巻市からは市街地部の高台移転などの業務委託業者に指定されていることから、国土強靭化計画に絡んで建設株が物色されるなかで同社株への関心も高まっている。

東海カーボン<5301.T>=急騰。大和証券が20日付のリポートで、同社の投資判断を従来の「3(中立)」から、「1(買い)」に、一気に2段階引き上げたことが好感されている。 リポートでは、「アジア・北米を中心に、電極価格は改善傾向にあるもよう。為替の円安傾向が続けば、来期業績は一段の上振れの可能性も」としている。同業の日本カーボン<5302.T>にも物色人気が波及している。

電気化学工業<4061.T>=小安い。京都市の病院で、14日から19日にかけて、入院患者合わせて10人がノロウイルスに感染し、下痢やおう吐などの症状を訴え、このうち80代と90代の男性2人が死亡。子会社のデンカ生研がノロウイルスの抗原を簡単に検出できる検査キット「クイックEx-ノロウイルス 『生研』」を発売していることから、関連銘柄として再度注目されている。

ルック<8029.T>=反発。20日の取引終了後、従来2円50銭としていた期末配当(期末一括)について、普通配当を3円に引き上げると発表。さらに、今年10月に創立50周年を迎えたことを記念して記念配当1円を実施し、計4円(前期2円50銭)にするとした。ここ出来高が増加傾向にあり、注目が集まっている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)