来週の為替相場見通し=1ドル83円後半~84円前半の往来か、年末で手控え感

 来週の東京外国為替市場は、1ドル=83円台後半から84円前半で推移しそうだ。予想レンジは83円50~84円60銭、1ユーロ=110円40~112円00銭。衆院選と日銀金融政策決定会合が終わり、市場には来年に向けた金融緩和期待が強まる結果となった。ただ、米国の「財政の崖」を巡る動向は要注目だが、今年の主なイベントは終了し「参加者も減少してきている」(市場関係者)という。海外投資家の多くはクリスマス休暇を取り、国内勢も年末モードが強まるなか、来週は手控え感が強まりそうだ。こうしたなか、「財政の崖」問題が年末にかけ進展があるかが最大のポイントで、前向きな動きがあれば84円後半への円安が進むことも予想される。経済指標では24日の米11月の耐久財受注や27日の米11月新築住宅販売件数、国内では28日の11月消費者物価指数、同鉱工業生産などに注目したい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)