フルキャストHDが急落、12年12月期下方修正を嫌気

 フルキャストホールディングス<4848.T>が急落。同社は21日、12年12月期の連結業績予想の下方修正を発表した。売上高は369億5700万円と従来予想から46億1900万円の減額、最終利益は14億8900万円と同4億5500万円の減額となった。今期は決算期変更に伴う15カ月の変則決算ながら、前期比では31%最終減益となった。労働者派遣法改正により短期派遣が基本的に禁止されたことが影響している。
 同改正に伴い、同社は2012年12月期第5四半期より新サービス(アルバイト紹介およびアルバイト給与管理代行)を開始しているが、この新サービスが手数料ビジネスで、既存の人材派遣における売上原価相当分は計上されず、手数料分のみが売上高として計上されることになり、売上高が減少した。また、既存の人材派遣が日々の就業実績をもって売り上げを計上していたのに対し、アルバイト給与管理代行は給与計算作業完了時点で売り上げ計上となるため、12年12月分の同業務の売上高の一部が13年1月にずれ込むことなども足を引っ張ったもようだ。

フルキャストHDの株価は11時06分現在1万4370円(▼1430円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)