<クローズアップ>=大画面テレビ開発思惑で再び注目されるアップル関連(3)

 アップル社が熱い視線を向けていると言われるのが、シャープが世界で初めて量産化に成功した酸化物半導体(IGZO)を採用した液晶パネルだ。

 IGZOはIn(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)、O(酸素)により構成され、非晶質半導体のアモルファスシリコンに比べ、20~50倍で電流を流すことを実現、薄型化と高精細化、更には低消費電力を実現しており、「iPhone」の次期モデルでも採用が有力視され、アップル社で採用が実現すれば、同社が再建を果たすうえで救世主となろう。更にシャープ以外でもアップル社へ必要不可欠な部品を多数納入する企業は注目しておきたい。

 ちなみにアップル社が部品サプライヤーとして公開している企業は、シャープに加えてローム<6963.OS>や村田製作所<6981.OS>も名を連ねている。

 また、関連銘柄としては以下の銘柄の動向に注視したい。
 ◎大真空<6962.OS>~水晶振動子の大手でスマートフォン向けでも受注が拡大している。1612サイズで、製品高さが0・5ミリメートルと世界最小の水晶発振器(SPXO)「DSO1612AR」を開発するなど技術力の高さを誇る。
 ◎日本航空電子工業<6807.T>~コネクター、システム機器、航空用電子機器の大手で、コネクターではスマートフォン向けで受注が拡大している。
 ◎メイコー<6787.OS>~プリント配線板製造で国内上位。中国量産工場を背景にコスト競争力高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)