日本郵船など海運株がしっかり、円安メリットを意識

 日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>など大手海運株が堅調な値動き。ここ海運市況は再び低迷を余儀なくされており、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを示すバルチック海運指数(1985年=1000)は24日現在で18日続落し700ポイントをわずかに下回った。これは9月18日以来の安値水準となっている。しかし一方、為替市場で円安が進行していることが強気材料だ。「海運市況の停滞については相当水準織り込んでいて、中国経済のソフトランディングが実現すれば次第に改善の方向に向かうとのコンセンサスが浮上している」(中堅証券エクイティ)との見方がある半面、足もとは円安効果による収益メリットを好感する動きのほうが優勢となっているようだ。海運株は低位で値頃感もあり、底値離脱の思惑が徐々に強まりそうだ。

郵船の株価は12時45」分現在188円(△2円)。
商船三井の株価は12時45分現在230円(△4円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)