東京株式(大引け)=140円高、政策期待と円安背景に反発

 週明け25日の東京株式市場は、為替市場での円高修正の動きを背景に大きく買い先行で始まり、その後伸び悩む場面もあったが、大引け間際に水準を切り上げた。
 大引けの日経平均株価は前週末比140円高の1万80円と3日ぶりに反発し1万円大台を回復した。東証1部の売買高概算は22億3494万株、売買代金概算は1兆1532億円だった。値上がり銘柄数は1001、値下がり銘柄数は577、前日比変わらずは120銘柄。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに続落となっているものの、その不透明感を払拭したのは為替市場での円安の進行。直近は1ドル=84円80銭近辺と約1年8カ月ぶりの円安水準でもみ合っており、これが主力の景気敏感株などを中心に広範囲に買いが先行する背景となった。内需株も銀行株をはじめ政策期待をバックに頑強だった。ただ、きょうは海外市場に休場となるところが多く、買い主体として期待される外国人投資家の売買はやや厚みを欠いていたようだ。寄り後は戻り売り圧力に日経平均は次第に上げ幅を縮める傾向にあったが、大引け近くに大口のインデックス的な買いが入り引き締まった。
 個別には野村HDが断トツの売買代金で9日続伸し、ひと際目立った。このほか、ソフトバンクが堅調、ファーストリテも急騰している。三菱UFJ、三井住友などもしっかり、アイフルが商いを伴い値を飛ばした。都競馬もにわかに人気化して大幅高となっている。半面、フルキャストHDが急落、シャープ、クボテックなども大幅安。三菱電も大きく売りが先行した。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)