<動意株・25日>(大引け)=アイチコーポ、ニチレキ、Jトラストなど

アイチコーポレーション<6345.T>=4日続伸。21日につけた413円の年初来高値を大きく更新。高速道路の補修や強度の落ちたトンネルの整備が緊急課題として浮上する中、同社はトンネル天井の検査や補修などを行う際に使用する高所作業車で高シェアを有している。

ニチレキ<5011.T>=大幅反発。25日付の日本経済新聞が「高速道路の補修に3兆円捻出」と報じていることを手掛かりに、きょうは道路工事関連株が軒並み買われた。同社は道路舗装用のアスファルト乳剤でトップの実績を誇っていることから、需要拡大につながるのでは、と判断した向きの思惑人気を集めた。

Jトラスト<8508.OS>=3日ぶりに大幅反発。同社は資産買い取り・債権回収、保証事業などを主力としているノンバンクで、KCカードや武富士の買収で業容を拡大し、7月にはネオライングループを傘下に収めるなどM&A戦略に積極的だ。また、同社は金融のほかに不動産などにも多角的に展開しており、ここ加速する不動産株人気の流れにも乗る。

新日本建設<1879.T>=大幅高。同社はマンション建設と不動産開発が収益の2本柱になっており、13年3月期業績見通しも開発案件の増加で、増収、経常増益基調にある。日銀の追加金融緩和が年明け以降も継続する方向から、恩恵の大きい不動産関連株の出遅れとしての位置づけから買いが流入している。

東京都競馬<9672.T>、よみうりランド<9671.T>=急伸し、ともに年初来高値更新。日銀の追加金融緩和が進展する中、余剰資金が不動産市場に流れ込み、市況上昇につながるとの思惑が浮上している。両社はいわゆる土地持ち企業で、含み資産が拡大するとの期待から見直し買いの対象となっている。

東建不販<3225.T>=大幅続伸し、21日につけた355円の年初来高値を大きく更新。同社は東京建物<8804.T>系の賃貸や仲介事業が主力で、業績は安定。きょうは値運びの軽さに注目した向きの買いが上値追いにつながっている。なお、大和証券が21日付のリポートで、東京建物について投資判断最上級の「1(買い)」、目標株価560円で新規にカバーするとしたことも支援材料。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)