午後:債券サマリー 先物は引けにかけ軟調、参加者限定で商い閑散 

 25日の債券市場では、先物中心限月3月限は引けにかけて売られる展開となった。大引けは12銭安の143円92銭。前引け時点では外国人などの参加者が少ない中で前週末比変わらずの水準だったが、「大引けにかけては銀行など金融機関筋からポジション調整の売りが観測され」(市場筋)下げ足を強めた。年末を控えて全般出来高は低調で、米「財政の崖」の問題が依然として先行き不透明感を残しているほか、自民・公明両党の政策動向を見極めたいとの思惑もあり、様子見気分が終始優勢だった。自民・公明の両党首は「物価目標2%などを盛り込んだ」連立政権づくりの合意文書に署名したが、マーケットは反応薄だったといえる。なお、現物債市場では10年債、20年債の利回りは上昇したものの、30年債は下落するなど方向感は定まらなかった。
 債券先物3月限は144円00銭で始まり、高値は144円06銭、安値は143円92銭、終値も前週末比12銭安の143円92銭だった。出来高は1兆426億円と低調。10年債の利回りは前週末比で0.005%上昇の0.765%、20年債は同0.005%上昇の1.715%、30年債は同0.005%下落の1.925%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)