<安倍政権発足・市場の見方>=織り込み済みだが、年明け以降に真価問うことに 株式評論家 植木靖男氏

 安倍政権の発足についてはこれまでの経緯で市場は織り込んでおり、改めてこれを評価して相場の方向性に変化が出るということはないだろう。当面はマーケットの視線は「財政の崖」問題に揺れる米国経済や株式に向かっている。ただ、もちろん年明け以降は安倍内閣のデフレ脱却に向けた実行力に対する市場の評価が株式市場に反映されていくことになる。まずは補正予算の規模や内容で、マーケットはその本気度を確認することになるのではないか。組閣人事については全体的にバランスの良い布陣という印象だが、難があるとすれば党三役に女性2人を登用したことで、新鮮味はあっても調整役として不安が残ることは確かだ。もっとも株式市場に直接の影響が出るということではない。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)