<話題の焦点>=大証単独上場で流動性低い銘柄に注目

 来年1月1日付で、東京証券取引所グループと大阪証券取引所は経営統合され、さらに7月をメドに現物市場を東京証券取引所に統合する予定となっている。上場基準に大きな差がないため、現時点では現在の大証1部銘柄がそのまま東証1部に採用され、TOPIXにも採用される可能性が高いが、採用されればファンドからの買いインパクトが期待できる。

 そこで今回は、これによるインパクトの大きさを考えてみたい。特にインパクトが大きいと思われるのは、需給改善による株高効果が期待できる銘柄であるが、例えば11月末の株価をもとに、推定される不動株比率と構成比から導き出したインパクトの大きな銘柄をピックアップしてみた。もちろん、流動性を考慮するとこれらの銘柄にどっと資金が押し寄せるわけではないが、一つの目安となるのではないか。

 なお、市場統合が7月中に行われた場合、TOPIXへの採用は8月30日となり、パッシブファンド(TOPIX連動ファンド)のリバランスは8月29日の大引けが予想されている。

◆TOPIXインパクトの大きそうな銘柄
 銘 柄   コード
山陽電気鉄道 9052.OS
神戸電鉄   9046.OS
多木化学   4025.OS
中央倉庫   9319.OS
キング    8118.OS
サトRS   8163.OS
近鉄百貨店  8244.OS
小林産業   8077.OS
錢高組    1811.OS
サンコール  5985.OS
ビオフェルミン4517.OS
王将フード  9936.OS
OUGHD  8041.OS
六甲バター  2266.OS
モリテック  5986.OS
穴吹興産   8928.OS
新晃工業   6458.OS
ヨータイ   5357.OS
古野電気   6814.OS
名村造船所  7014.OS
※SMBC日興証券資料を元に作成

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)