午前:債券サマリー 先物は大幅続落、円安進行にも警戒感

 26日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は大幅続落。為替市場で1ドル=85円台への円安が進行し、株式市場で日経平均株価が上昇していることを受け、債券市場では資金流出懸念もあり売り物が先行している。この日の朝方に発表された日銀金融政策決定会合(11月19~20日分)の議事録で一部委員から金融緩和に積極的な声が出ていたことが為替市場では円安材料とされたが、債券市場ではこの日発足する自民党の安倍新政権の財政政策に対する警戒感も出ている。積極財政は国債の増発につながる可能性があるだけに、安倍氏のほか新閣僚からの発言内容も注目されている。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比27銭安の143円65銭だった。出来高は1兆7064億円。10年債の利回りは前日比で0.015%上昇の0.780%、20年債は同0.025%上昇の1.740%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)