海運株が異彩高、円安恩恵と中国経済の復権期待で

 日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、明治海運<9115.T>など海運株が軒並み値を飛ばしている。業種別の値上がり率でも断トツだ(11時25分現在)。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを示すバルチック海運指数は直近で700ポイントを下回るなど、約3カ月ぶりの低水準にあるが、一方でここ急速に進む円安・ドル高の流れが収益環境のプラス材料として意識されている。また、海運市況についても中国経済のソフトランディングが実現すれば次第に改善の方向に向かうとのコンセンサスが市場関係者の間にはあり、中国政府が課題として掲げる「都市化」では、向こう10年の間に数十兆元ともわれる財政出動が見込まれ、これが経済活性化につながっていくとの思惑も指摘されている。

郵船の株価は11時30分現在197円(△10円)。
商船三井の株価は11時30分現在241円(△13円)。
明治海運の株価は11時30分現在318円(△18円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)