東京株式(前引け)=円安加速を好感、寄り後は伸び悩む

 26日前引けの日経平均株価は前日比42円高の1万122円と続伸、前場の東証1部の売買高概算は13億8479万株、売買代金概算は6002億円。値上がり銘柄数は960、対して値下がり銘柄数は563、変わらずは156銘柄だった。
 きょうの特別国会で自民党の安倍総裁が首相に選出される見通しの中、全般は安倍新政権に対する期待が継続してリスク選好の流れにあり、朝方から買いが優勢となっている。ただ、東証1部の騰落レシオは昨日大引け時点で140%超となるなど過熱感があるほか、前日の主要欧州株市場や米国株市場は休場となっており、買い一巡後は手掛かり材料難から伸び悩んだ。もっとも、為替市場では1ドル=85円台に入っているほか、対ユーロでも112円台前半でもみ合うなど円安傾向を強めており、これが主力株を中心に全般の下値を支えている。寄り前に発表された日銀の金融政策決定会合の議事要旨が想定よりも緩和に前向きとみられたことも為替の円安を助長したもようだ。
 個別にはシャープが高く、トヨタ、ホンダもしっかり。内需では三菱UFJなどの大手銀行が堅調、野村HDも買われた。ファナックが高く、ケネディクスも値を飛ばした。アーネストワンなどが急騰したほか、日本郵船をはじめ海運株の上昇が顕著に。半面、ソフトバンクが冴えず、東電、関西電も軟調。ウェザーニューズ、アイロムHDなどが急落。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)