<安倍政権発足・市場の見方>=経済重視、中期的な上値余地に期待  松井証券 窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト

 市場は安倍新政権に対する期待を反映して、株高・円安トレンドが加速している。組閣人事も経済政策に軸足を置いていることを窺わせるもので、株式市場にとって不満はないとみられる。目先的には高値警戒感があるものの、脱デフレへの政策推進と並行して中期的な上昇波動に変化はなさそうだ。日経平均は2010年4月につけたリーマン・ショック後の高値1万1339円がデフレ脱却内閣の当面の目標値となるだろう。全般過熱感がいわれていれるが、個別には時価総額の大きい主力株には出遅れているものも少なくなく、株価浮揚余地はまだまだあると思われる。輸出株では円安を背景にトヨタ、内需では三菱UFJなどメガバンク株に上値の可能性をみている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)