東京株式(大引け)=150円高、“安倍相場”継続し高値引けに

 26日の東京株式市場は、朝方から買い優勢で、為替市場で一段と進む円安を背景に買いが続いた。後場終盤はさらに騰勢を強め、きょうの高値で着地している。
 大引けの日経平均株価は前日比150円高の1万230円と続伸。東証1部の売買高概算は27億9040万株、売買代金概算は1兆3222億円だった。値上がり銘柄数は1159、値下がり銘柄数は430、前日比変わらずは106銘柄。なお、東証1部の年初来高値更新は141銘柄に及んだ。
 前日の主要欧州株市場や米国株市場は休場となっており、手掛かり材料に欠けることから、きょうは全般利益確定売りも出やすいところだったが、為替市場で1ドル=85円台に入るなど一段と強まる円売りの流れが味方した。寄り前に発表された日銀の金融政策決定会合の議事要旨が想定よりも緩和に前向きとみられたことも為替の円安を助長した格好で、全般は円安・株高の構図が鮮明となっている。きょうの特別国会で自民党の安倍総裁が首相に選出されたが、全般は安倍新政権に対する政策期待が継続し、政策関連株などを中心に依然として買いの勢いが強い。
 個別にはシャープが売買代金トップで急騰したほかトヨタ、ホンダなどの自動車も堅調。ファナック、ソニーなども買われた。野村HDが高く、東栄住宅やアーネストワン、飯田産業などパワービルダーが急伸、オリコ、アイフルなどノンバンクも値を飛ばした。半面、キヤノンが軟調、クボテック、アイロムHD、ウェザーニューズなども大きく値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)